2015-01-08

初春文楽公演初日、文楽劇場の鏡開き

新春を寿ぐ国立文楽劇場の初春公演(1月3日~26日)は恒例の鏡開きで幕を開ける。
文楽人形による鏡開きは、30年前の開場以来毎年行われており、正月の大阪の風物詩となっている。
今年は、4月文楽公演で二代目吉田玉男を襲名する吉田玉女が挨拶の後、詰めかけた文楽ファンにお酒を振舞った。

劇場の理事長、文楽協会理事長、そして今回は文楽座技芸員を代表して玉女さんの挨拶があり、その後、黒門市場から「にらみ鯛」として縁起物の2匹の立派な鯛が届けられた。

人形を遣っているのは、吉田玉佳と吉田一輔。人形の右に吉田玉女が笑顔で酒を振舞った。

昨年は、引退した人間国宝・竹本住大夫がこの場を務めた。

大阪ならではの華やかなお正月、文楽劇場の鏡開きは、文楽ファンのみにとどまらず、大阪に暮らす多くの人々の楽しみのひとつとなっている。


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